読後感:天網 TOKAGE2 特殊遊撃捜査隊 今野敏

今野敏の隠蔽捜査のシリーズがおもしろかったので,読んでみたが以前にこのシリーズは読んでいました.TOKAGEと呼ばれる警視庁のバイク部隊の活躍を書いていて、それとともに新聞記者の眼も入っている.物語は3件の同時多発バスジャックだ。
警視庁刑事部捜査第一課特殊犯捜査第一係もこの捜査にあたる。
TOKAGEの一員でもある上野数馬(32、巡査長)、白石涼子(30、)は、バスを追うが、途中で帰投命令が出る。そして帰投の途中で更に府中の東央交通本社からJL関東バス本社へと帰投先の変更が命じられる。この異例の事態に本部も混乱しているのだ。
新聞記者、東日新報東京本社社会部の遊軍記者湯浅邦彦(35)は、大阪本社から転勤してきた木島孝俊を同僚として迎える。嫌がる湯浅だったが、デスクの橋本栄蔵は強引に木島と組ませるのだった。
事件を独自に洗う湯浅と木島、現場での機微を重視する湯浅に対し、スマートフォンを駆使する木島はインターネットに事件の情報が流出していることに気づく、犯人の目的は何なのか?
結果的には今時ならばこのような犯罪もあるかもしれないが、あまり、現実感が無いと思いました。さーと読み飛ばすには非常に面白い作品かもしれませんが、振り返ってみればどんな作品だったかと聞かれても、思い出すことのできないような中身の薄い作品だと思いました。私は今野敏さんのファンでよく読んでいますが、彼の本は面白い本が多いですが当たりはずれが大きいと感じることがあって残念です。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック