読後感: リオ 警視庁強行犯係・樋口顕  今野 敏

 この本では三件の殺人事件が発生する。その現場では美少女の姿が目撃され、この美少女の美しさに圧倒された風変わりな警察官が無実を信じて独自の捜査をし最後には真犯人を逮捕すると言うお話です。
この風変わりな警察官は自分に全く自信がもてず何時も人の目を気にしたり、強引な捜査も出来ないと言う警察官としてはかなり弱気な刑事である。
しかし、この事で容疑者などからは信頼され結果的に話を聞き出す事が出来るという皮肉な評価を上司から受けたりもすることになり本人としては益々人の目が気になるなど真に弱気な警察官が主人公、この主人公は物語の中で犯人が自分の弱さを人のせいにしていると発言していながら、自分自身の考えとして、何でもかんでも団塊の世代のせいにして今の世の中が悪くなったのや、若い人たちがおかしくなったのは団塊の世代が世の中を壊し、子育てを放棄して自分勝手に生きてきたからだと主張している。
 この話は何だろう、団塊の世代はそんなに悪い事をしたのだろうか?破壊したのだろうか?
もしそうであっても世の中が変化する時は何時かは来るものであって、その時を見定める事が出来ない人もいれば見定めて行動を起こす人もいる、若しくは分かっていても何も行動を起こすことが出来ない人もいる。
 それを人のせいするのはどうかと思う、これは作者の今野さんの考えなのでしょうか?「団塊の世代悪者論」もいい加減にしてほしい。
 どうしても最近の、悪い事は小泉・竹中が悪い自民党が悪い、だから直ぐには世の中を変えられないと今になって民主党が言い訳ばかりを言っていることを連想してしまう。小泉構造改革は完全に実現できていないだろうが改革の途に付き世の中を変えようとし一部実現したと思う、だからこそ今の100年に一度の世界の経済危機でも日本の企業は取り敢えず落ち着いていれるのだと私は思っています、あの時リストラ等当事者にとって大変な事が起きたりして世の中もざわついていたと思いますが、表面的だけかもしれないが一応落ち着いている今の状況、ただし、このまま大丈夫かはまだ分かりませんが、やるべき事をやるべき時にやる、民主党さんこれが大事だと思います。

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