『薄氷』 源氏物語絵巻―藤壺女御誕生秘話

『薄氷』 源氏物語絵巻―藤壺女御誕生秘話  

舘澤紗千恵 著 『薄氷』
『源氏物語絵巻―藤壺女御誕生秘話』との副題に、
『源氏物語』好きとしては、“つい”目が留まり、
読んで見ることにしました。

ところどころに多少の「?」はあっても、「面白い!!」
数時間で、一気に読み終える事が出来ました。
源氏物語は素人が読むにしては、兎に角“長い”
流れを知るために“取りあえず”
五十四帖すべて読まなければ、と思ったりもする。
その中には、全く 興味が沸かない“帖”もある。 

しかし、この物語は違う。
最初から一人のヒーローを取り巻くストーリーなのだから、兎に角、単純である。
その人物に興味さえ沸けば、すべてが面白い。

読んでいるうちに、
何故『源氏物語絵巻―藤壺女御誕生秘話』という副題を付けたのかと、疑問にも思ったりしたが、
言い換えれば、平安時代の女性の読み物であった
『源氏物語の世界』のような物語の
『ここの部分を、こう変えて、』
『ここの部分は、こうだったらいいのにね。』
と、言うようなストーリー展開なのかもしれません。

最近読み始めた『平家物語』は、
陰謀と戦いばかりが、果てしなく続くストーリー。
さび付いた脳細胞には、
なかなか覚えきれない源平親族、親子、兄弟の人名。
なにせ時間を置くと、誰が敵か、見方か
さっぱり分からなくなってしまうのだから、
登場人物が多いというのも良し悪しである。

それに比べると、一気に読めた、この小説は、
一杯のコーヒータイムのような “うふふ”な、時間。

・・・テレビだけにしようかな『平家物語』・・・  









この記事へのコメント

この記事へのトラックバック