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zoom RSS 読後感: マグマ 小説国際エネルギー戦争 真山 仁

<<   作成日時 : 2011/08/05 19:19   >>

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この本は、たまたま図書館で借りたのですが、とても今ピッタリの本でした、それは日本に向いていると思われる地熱発電が大きく成長しなくて何故、原子力発電に頼るようになったのかについてが分かるようなお話です。
外資系ファンドのゴールドバーグ・キャピタルに勤める主人公野上妙子はGC東京支店長の待田から、地熱発電を研究運営する日本地熱開発(地開)の再建を任される。 彼女は会社の姿勢や先輩の拝金主義に疑問も持つ、きわめて正常な神経の持ち主なのだが、GCの社員である以上、会社を再建させて転売する、というターンアラウンドビジネスマンであることには変わりはなく、時に非情な台詞も口に出す。 この頃、先進国エネルギー問題会議で日本は、欧米から原子力発電の中止を強硬に求められた。このときなぜか、"日本原子力の鬼"と謳われた与党の重鎮安藤大志郎は、「原発をやめよ」と主張し、我が国の方針となってしまう。安藤の主張は、全発電におけるシェア30%を地熱発電で代替しようというものであった。
今まで日本に向いていると思われる地熱発電が何故普及しなかったのかについて、政治家である安藤大志郎の孫であり日本地熱開発の安藤元社長は、地熱発電が大きく成長しなかった理由について次のように解説する。「地熱停滞の最大の理由は、電力会社が原発という神の火を手に入れ、後戻りできなくなったことである」そして、政府・環境庁が電力会社と組んで地熱発電を阻み、さらに国立公園保護や温泉地保護を切り札にしていることを説明している。「日本の場合、二つの大きな障害が、大型地熱発電所建設を阻んでいる。一つは、有力な地熱エリアが国立公園内にあること、もう一つは温泉街との兼ね合いである」。
この発言は、今本当に納得できる、このようなことの裏には原子力村の存在があるのではないか。。原発以外の発電は効率が悪いと国民に思わせてライバルを蹴落とし、原発が一番良い発電方式なのだと思い込ませる。
このようなやり方で原子力発電を守ってきたのではないか?

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