読後感:拝金 堀江 貴文

この本は、ご存知『ホリエモン』こと堀江貴文さんが書いた小説です。
内容は、彼の自伝?のようなものでしょうか
主人公『ホリエモン』が《何故、企業家として成功し、その後、刑事被告人と言われなければならなかったのか》と言う理由の部分が微妙に“フィクションであるのか?ノンフィクションであるのか?”この部分をどう理解か、自問することも面白いかも知れません。
私などは、堀江さんが地検特捜部に逮捕された時、何故検事が記者会見の場でわざわざ「額に汗する人が、馬鹿を見ないようにするため逮捕した」などと言ったのか、聞いていて非常に疑問に思ったものです。
これが、私の妻の井戸端会議の席ならば、いざ知らず、司法に携わり、ましてや人を逮捕する権限を与える立場の責任者たる検察官が【法律に基づきもしない理由】をマスコミに対して流すなど、一つ間違えば大変な結果だって想定されます
最近では、堀江さんとは真逆の立場で、那覇地検の検事が記者会見の場で確か「日中関係に配慮して・・」などと【全く法律に基づかない】ある意味では、法に対して横槍を入れた、今の政府への皮肉を込めた発言とも取れる会見をしていました。
全く日本の法律とは一体どうなっているのかと嘆かわしくなってきます
こんな、その時その時でくるくる変る、有ってないような法律では諸外国に対しても、国内でも “強いものには巻かれろ”主義が通ってしまう
結果『ホリエモン』のような夢を持った若い企業家は、育ちにくくなり、後に続こうとする若者の夢は“出るくいは打たれる”如く沈んでしまう
これでは、事なかれ主義を決め付け、まるで“井の中の蛙”で自分の保身だけを願ってやまない政治家と官僚たちだけのための国であり法になってしまいそうだ。
国民の未来は、あっぷあっぷの借金疑獄を背負い込んだ暗いものだというのに。

PS
最後に、堀江さんも最近は民主党と一緒に検察批判をしているような気がしますが少し残念です。
それは民主党の検察批判ほど、いい加減な事はないからです。
今まで検察の対象が自民党、経済界、公務員など、自分たちに関係がない時は「検察は手ぬるい」等と、散々あおっていたのに、いざ身内に火の粉が降りかかった途端、反省どころか一気に検察批判となってしまった。本当に民主党の議員の自分勝手な、いい加減さには、呆れてものが言えなくなってしまう。
しかし、今は権力を手にし、政権を取る責任ある立場の政府与党
今までのように、何でも無責任に言いっぱなしですむ野党時代とは違うと言う事を彼らには深く自覚していただきたいと願っている。

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