読後感:暴風地帯 中村 敦夫

中村敦夫の小説という事で読んでみました。
内容としては、原子力発電廃棄物処分場の誘致派と、再生可能な自然エネルギーの一つ、風力発電の推進派との抗争という大筋の中に、発電用風車に吊された女性の全裸死体が発見され、同時に被害者が所属する自然エネルギー風車派住民組織の理事長が行方不明、地元暴力団組長や国会議員の利権がらみのお話の中に、元警視庁捜査一課長の経歴を持つ名探偵僧侶など話が色々詰まっていて流れ的にはかなり練っている仕上がりではあるが本来はワクワクしながら話の先を知りたがる気になるところなのですが、実際はそうならなかった、結末も意外とあっけない終わりかた。サービス精神旺盛とも思われるくらい、盛りだくさんの情報量が詰め込まれすぎていて、逆に小説的に面白く仕上がっていないような感じを受けました、残念ながら小説家としての中村敦夫さんは、まだまだかな?

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