読後感:ロスト・シンボル上下巻 ダン・ブラウン

ロバート・ラングドンシリーズの第3弾、舞台は前2作のような古都ではなく、二百数十年の歴史しかないワシントンDCなので、お話はどんな展開と思ったらフリーメイソン。私としては、このことについては、あるような、ないような?、あっても中身がいわれているほどのものではないのではないかと思っていますが、知り合いのアメリカに留学して向こうの大学を出ている人は、かなり真面目に信じていて、世界で起きている色々な事の原因は彼らだ真剣に言っていた事を思い出しました。そして、ローマやパリと比べてワシントンの町を舞台にして前2作のような歴史に裏打ちされた物語が展開できるか疑問でしたが、そこそこ意味のある建築物によって出来ている都市である事を前提にこのストーリーは進みますが本当にこのような意味があるのでしょうか?
そして、やはり物語的にはやはり前2作には、とても及ばないと思いました、犯人の犯行に結びつく個人的な理由の背景が弱く、個人的な狂気が強すぎてあまりリアリティを感じない、皆が捜し求めている秘密が分かった時、このようなことの為にこんな事を起こすのか疑問、最後に二人が交わす会話についても、全体の話の背景についてもキリスト教的歴史の裏づけのない私にとって理解しにくい物語で終わってしまった。
私の全3作に対する評価は小説では「天使と悪魔」が一位で「ダヴィンチ・コード」が二位、映画は「ダヴィンチ・コード」の方が「天使と悪魔」より良かったと思うので「ロスト・シンボル」が映画化された場合、どちらが上を行く一番の映画になるのか?と思いながら読み終わりました。
いつも人気のある本について書いている、この本を待っている人は579人です、早く返さないと。

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