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zoom RSS 読後感:金融腐蝕列島 完結編 全4巻 高杉 良

<<   作成日時 : 2010/05/02 19:29   >>

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『金融腐蝕列島シリーズの完結編』やっと読みました。
話の内容は、さて置き、私の多少老いた脳細胞にはどうもちょっと違和感が隠しきれませんでした。
と言うのも、私は<小泉、竹中ラインを陰ながら期待していた者の一人だった>と言うことだからなのでしょうか。
作者は以前から小泉・竹中構造改革についてかなり批判的に、
二流の経済学者が経済に疎い総理をたぶらかして好き勝手をやっているかの様に書いています。(本では大泉総理、竹井金融担当大臣となっています)
例えば『実際の経済を知らず、アメリカ資本の手先の竹井さんが<デフレ不況下の不良債権処理>(ハードランディング)をやるのは愚の骨頂だ』と表現している様に。
しかしこんな文章を読んだら私の頭の中は疑問でいっぱいになります。
作者は、不良債権処理は必要ないと思っているのだろうか? 
いやいや、もし必要であるならば、何時やれば良いと思っているのだろうか? 
ソフトランディングは可能なのだろうか?
不良債権処理については、ハードにやらなければ必ず大事な事を隠そうとして、うやむやにされないだろうか?(今の事業仕分けのように)etc・・   
今までの著書の中で作者自身も言っていたではないか!
銀行上層部の腐敗は、私物化が不良債権を発生させるので これを隠そうとして後継者が選ばれ、それを隠し続ける人を選ぼうとする事につながると・・
つまり、ハードランディングをやり、それにより発生した不都合をどう修正するのかが大事なのではないでしょうか(最近では郵政民営化の問題も同じだと思います)。
あの時、あのような政策は必要だったと私は思いましたし、あの構造改革があったからこそ、今の日本の銀行を含む様々な日本企業は徹底的なスリム化を図り、身軽になり企業体力をつけることが出来たのではないかと。
だからリーマンショックの時でも、世界的な金融危機にもかかわらず、日本では大きな騒動は起きなかったのではないかと。
ほんとうに構造改革は必要なかったのでしょうか?
小泉以降、足の引っ張り合いで なし崩れになった構造改革。
やらなくても日本が立派に成り立っていくなら良いのですが、確かに、銀行の膿を出さないで多くの資金を貸し出しお互いのもたれあいは、居心地がいいと思いますが、それでは何時か破綻してしまいます。
作者の考えは、今の民主党や亀井さんの考えに近いように聞こえます。それは、「皆にやさしく皆で助け合いよい国にしましょう。その為に国がお金をばらまきましょう。これで皆が幸せになります。」
但し、民主党と国民新党は、「これに必要なお金は企業と個人から増税でいただきます。企業が利益を追求するなど とんでもない事です。すべてを、国家と従業員に吐き出させ、これでつぶれるようなら自分が悪い、つぶれても自業自得だ、個人もお金を持っているのは、けしからん。『国家にはき出せ』」と・・ちょっと言いすぎでしょうか。
しかし、こんなことで、日本は大丈夫なのでしょうか?

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